兼松サステ、上期経常を一転9％減益に下方修正

　兼松サステック <7961> [東証Ｓ] が10月17日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.5億円→4億円(前年同期は4.4億円)に26.5％下方修正し、一転して9.4％減益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の11.4億円(前期は11.1億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　昨年来の世界的なウッドショックの影響による木材市場価格の高騰は落ち着きが見られるものの、期間 を通じて 世界的な サプライチェーンの混乱 等から 原材料 の調達 価格 は 高い水準で推移いたしました。北米住宅市場の落ち込みや国内新設住宅着工戸数の減少による市場 環境 悪化に加え 、 当社事業全般における 為替相場の急激な円安影響による資材価格の高騰が重なり、当初の想定以上に利益が圧迫されることとなりました。以上のことから、当初公表した2023 年３月期第２四半期連結 累計 業績予想を下回る見込みとなったため、業績予想を修正 するものであります。なお、2023 年３月期の配当予想（ 1 株当たり中間配当 3 0 円、期末配当 30 円）の変更はありません。（注）上記 の 業績予想は、 当社が現在入手している情報 および 合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく 変動する可能性があります。