海外市場の休場で売買はやや低調だったが、個人投資家による積極的な押し目買いが入ったとの見方があった。後場に入ると円相場が弱含むとともに日経平均は一段高となり、この日の高値圏で取引を終えた。東証1部銘柄の約97%が上昇する全面高の展開だった。
大引けの日経平均は前週末比428.96円高の22149.21円となった。終値で22000円台を回復するのは今月5日以来、約2週間ぶりとなる。東証1部の売買高は12億9080万株、売買代金は2兆3256億円だった。業種別では、卸売業、その他金融業、不動産業、サービス業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、下落したのはゴム製品のみだった。
個別では、一部証券会社が目標株価を引き上げた任天堂<7974>のほか、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>といった売買代金上位銘柄が軒並み2%を超える上昇となった。ファナック<6954>や日本電産<6594>は3%超高。有機EL製造装置を開発すると報じられたVテク<7717>や、目標株価引き上げ観測の三菱商事<8058>は上げ目立つ。また、パナソニック<6752>
と無人レジ開発で提携すると発表したヴィンクス<3784>がストップ高比例配分となり、フィットネスクラブ運営の米カーブスを買収すると発表したコシダカHD<2157>も東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではブリヂス
<5108>が逆行安。前期決算の計画下振れがネガティブ視され、2%を超える下落となった。JDI<6740>も軟調。また、アイスタイル<3660>や河合楽器<7952>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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