後場の日経平均は506円安でスタート、ANYCOLORやソフトバンクGなどが下落
日経平均;50096.67;-506.13TOPIX;3361.80;-27.22
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比506.13円安の50096.67円と、前引け(50308.89円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は49970円-50330円のレンジで下落。ドル・円は1ドル=155.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が小幅高で始まった後は下げに転じ0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝高の後に伸び悩み0.1%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)から来週18-19日に開かれる日銀金融政策決定会合に移っており、日銀の利上げ観測が投資家心理を慎重にさせているもよう。また、ダウ平均先物が時間外取引で軟調に推移していることも東京市場の株価の重しとなっているようだ。一方、日経平均は50100円弱の水準に位置する25日移動平均線が下値支持線となり、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方がある。
セクターでは、情報・通信業、非鉄金属、その他製品が下落率上位となっている一方、卸売業、保険業、パルプ・紙が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ANYCOLOR<5032>、ソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、楽天銀行<5838>、スクリーンHD<7735>、IHI<7013>、住友電工<5802>、JX金属<5016>が下落。一方、TOPPAN<7911>、三井物<8031>、パナHD<
6752>、良品計画<7453>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、住友商<8053>、ディスコ<6146>、キオクシアHD<285A>、伊藤忠<8001>が上昇している。
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