ホクシン、今期営業を一転黒字に上方修正、未定だった配当は0.5円減配

　ホクシン <7897> が3月26日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の営業損益(非連結)を従来予想の4000万円の赤字→9000万円の黒字(前期は2億2200万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の営業損益も従来予想の300万円の赤字→1億2700万円の黒字(前年同期は8700万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、46.0％増益計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は1.5円(前期は2円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルスの拡大に伴う緊急事態宣言の影響もあり上期売上高は５月を底に低調となりましたが、下期より販売は回復し増収の見込みであります。　営業利益、経常利益につきましては販売の増加及び、製造経費の圧縮によるコストダウン及びエネルギーコストの低減による売上総利益率の改善に加えて、１月に受電電力低減に協力し46百万円の営業外収益が計上され増益となる見込みであります。（注意事項）　上記の予想数値は、本資料の発表時現在において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

　　配当につきましては、業績予想の修正に伴い当社の配当方針に則り、上記の通り修正いたします。