中央化学、上期経常を2.8倍上方修正

　中央化学 <7895> [ＪＱ] が11月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3億円→8.3億円(前年同期は11億円)に2.8倍上方修正し、減益率が72.9％減→24.3％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の11億円(前期は23.8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第2四半期連結累計期間の業績は、国内では、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が継続される中、大都市圏を中心に中食・内食向け需要が堅調であった一方、イベント、外食、観光、インバウンド等向け需要は引き続き低調に推移し、売上高は当初予想を下回りました。原材料価格、物流費等が高騰する一方、生産性の改善、業務効率化の推進等により、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに当初予想を上回る結果となりました。　中国では、一部素材にて売上高が当初予想を上回り、また原材料価格の高騰等の影響があったものの、生産効率化、省人化を推進することにより、各利益項目とも当初予想を上回る結果となりました。　また、通期業績予想につきましては、今後の新型コロナウイルスの影響や原材料価格動向の先行きが不透明であることから、現時点で据え置いております。 (注) 上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。