「グローバルニッチ」が9位にランク、経産省が6月30日に20年版発表で関心高まる<注目テーマ>
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1 デジタルトランスフォーメーション
2 水害対策
3 半導体
4 有機EL部材・部品
5 ゲリラ豪雨
6 5G
7 テレワーク
8 コロナウイルス
9 グローバルニッチ
10 半導体製造装置
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「グローバルニッチ」が9位に急上昇している。
経済産業省は6月30日、世界市場のニッチ分野で勝ち抜いている企業や、国際情勢の変化のなかでサプライチェーン上の重要性が増している部素材などの事業を持つ優良な企業を選んだ2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」を発表した。13年度にも選定していたが、デジタル経済の進展や世界の政治経済情勢の変動、少子高齢化のような社会構造の変化など、日本企業を取り巻く事業環境が変化していることを踏まえて、2020年版を選定したとしており、公募249社のうち113社が選定された。
足もとのグローバル市場は新型コロナの感染拡大の影響が依然として続いており、こうしたなか世界で勝負するためには他社にはない何らかの強みを持つことが重要になる。特定分野の技術力を磨くことで市場の寡占度を高め、価格決定権を握れば値下げ競争に巻き込まれにくい。梶山弘志経産相は「グローバルニッチトップに選定された企業は不確実な世界を生き抜こうとする多くの企業にとって、灯台であり、羅針盤になるものだ。経産省のネットワークやリソースを駆使して、事業展開に最大限サポートしたい」と述べていることもあり、関連銘柄には要注目だろう。
この日の関連銘柄の動きでは、きょう付けの日本経済新聞朝刊で「ニッチトップを発掘する動きが広がっている」と報じられたこともあり、記事で紹介された東洋合成工業<4970.T>がストップ高に上昇。同じく記事で紹介されたレーザーテック<6920.T>も買われている。このほか、20年版グローバルニッチトップに選定されたエスペック<6859.T>やフルヤ金属<7826.T>も堅調。
出所:MINKABU PRESS
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