後場の日経平均は305円高でスタート、さくらや古河電工などが上昇
日経平均;40960.45;+305.75TOPIX;2938.94;+18.76
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比305.75円高の40960.45円と、前引け(41020.91円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は40940円-40970円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=148.80-90円と午前9時頃から40銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が下げて始まった後も軟調で0.7%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し1.0%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。昼休みの時間帯に、日銀が金融政策決定会合で政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.5%
に据え置いたことが伝えられ、日経平均先物はやや伸び悩み、円相場は円高・ドル安方向への動きとなったが、反応は限定的となっている。会合を受けた植田日銀総裁の会見を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがある。一方、日経平均が昨日まで4日続落となった後、今日の前場に上げ幅を広げる動きとなったことから、目先調整一巡感が強まり、買いを誘っているようだ。
セクターでは、非鉄金属、ガラス土石製品、保険業が上昇率上位となっている一方、その他製品、金属製品、輸送用機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、さくら<3778>、京セラ<6971>、アステラス薬<4503>、ディスコ<6146>、古河電工<5801>、村田製<6981>、フジクラ<5803>、キッツ<6498>、スクリーンHD<7735>、三井E&S<7003>が高い。一方、カプコン<9697>、パナHD<6752>、東電力HD<9501>、三井住友トラ<8309>、武田薬<4502>、任天堂<7974>、良品計画
<7453>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、三菱重<7011>が下落している。
<CS>
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