―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 薬王堂 <3385>
19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期非連結比16.0%減の9.8億円に減った。
▲No.2 サンエー <2659>
19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比5.9%減の38億円に減り、3-8月期(上期)計画の80.5億円に対する進捗率は47.3%となり、5年平均の48.6%とほぼ同水準だった。
▲No.4 乃村工芸社 <9716>
19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比69.3%減の6億円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の35億円に対する進捗率は17.3%にとどまり、5年平均の72.7%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3385> 薬王堂 東1 -9.63 7/ 5 1Q -15.97
<2659> サンエー 東1 -7.43 7/ 5 1Q -5.91
<8923> トーセイ 東1 -7.07 7/ 5 上期 11.17
<9716> 乃村工芸社 東1 -5.79 7/ 5 1Q -69.34
<7730> マニー 東1 -4.50 7/ 5 3Q 12.79
<4187> 大有機 東1 -4.45 7/ 5 上期 19.64
<3382> セブン&アイ 東1 -2.48 7/ 5 1Q 1.57
<4763> C&R 東1 -2.17 7/ 5 1Q 0.65
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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