決算マイナス・インパクト銘柄 … ＷＮＩウェザ、シグマ光機、小津産業 (10月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月4日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　シグマ光機 <7713>
　20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比48.1％減の2億円に落ち込み、6-11月期(上期)計画の5.8億円に対する進捗率は35.9％にとどまり、5年平均の46.8％も下回った。

▲No.2　ＷＮＩウェザ <4825>
　20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比46.6％減の1.4億円に落ち込み、6-11月期(上期)計画の8億円に対する進捗率は18.5％にとどまり、5年平均の41.4％も下回った。

▲No.4　小津産業 <7487>
　20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比47.0％減の1.3億円に落ち込み、通期計画の4.9億円に対する進捗率は5年平均の35.7％を下回る26.9％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 -5.96 　 10/ 7　　　1Q　　　-48.13
<4825> ＷＮＩウェザ 　東１　　 -3.09 　 10/ 7　　　1Q　　　-46.57
<6112> 小島鉄 　　　　東２　　 -2.61 　 10/ 7　　　3Q　　　　黒転
<7487> 小津産業 　　　東１　　 -2.25 　 10/ 7　　　1Q　　　-46.99

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース