「リユース」が22位にランクイン、関連銘柄に好決算相次ぎ関心高まる<注目テーマ>
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7 円高メリット
8 円安メリット
9 メタバース
10 2022年のIPO
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「リユース」が22位にランクインしている。
ロシアによるウクライナ侵略に端を発した資源高や円安により、あらゆる物の値段が上昇するなか、新品に比べて相対的に割安感があるリユース品への関心が高まっている。かつては「リユース」といえば、「中古品」というイメージから敬遠する人が多かったが、近年ではメルカリ<4385.T>をはじめとするフリマアプリの普及や社会のSDGs推進の動きもあり、リユース品を使用することに人々の抵抗感が薄れてきている。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う巣ごもりにより不用品を売却する人が増えたこともこうした動きの背景にあるようだ。
リユース業界の専門紙である「リサイクル通信」によると、2021年のリユース市場規模は前年比11.7%増の2兆6988億円と12年連続で拡大した。また、足もとで割安な中古品に注目が集まっていることを追い風に今後も拡大が見込まれており、22年には3兆円規模になると推計。更に25年には3兆5000億円規模になると予測している。
好環境下、リユース関連銘柄には好業績のものも多い。10月以降では、トレジャー・ファクトリー<3093.T>、ブックオフグループホールディングス<9278.T>、テイツー<7610.T>、バリュエンスホールディングス<9270.T>、ハードオフコーポレーション<2674.T>などが好決算を発表しており、好実態を評価する動きもテーマ「リユース」へ関心を高めるのに貢献している。
この日の関連銘柄では、シュッピン<3179.T>、BuySell Technologies<7685.T>などが上昇している。
出所:MINKABU PRESS
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