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2022/01/28 - グッドスピー(7676) の関連ニュース。■グッドスピード<7676>の業績動向1. 2021年9月期の業績概要2021年9月期は東海地方のドミナント方式並びに東海地方以外へのエリア拡大による専門店の出店を積極的に進めたほか、車やバイクにおける新車・中古車販売の拡大及び買取や整備・鈑金・ガソリンスタンド、レンタカーサービス、保険代理店サービスを強化し、顧客の車に関する需要に対し、ワンストップでサービスを提供できる体制作りを積極的に進めていった。また2020年4月以降に出店したMEGA専門店3店舗が寄与したことなどにより四輪小売販売高は増収した。さらに2020年9月期第2四半期以降に出店

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グッドスピード Research Memo(4):MEGA専門店の新規出店や二輪販売に関するM&A等で増収増益で着地

配信元:フィスコ
投稿:2022/01/28 15:24
グッドスピード<7676>の業績動向

1. 2021年9月期の業績概要
2021年9月期は東海地方のドミナント方式並びに東海地方以外へのエリア拡大による専門店の出店を積極的に進めたほか、車やバイクにおける新車・中古車販売の拡大及び買取や整備・鈑金・ガソリンスタンド、レンタカーサービス、保険代理店サービスを強化し、顧客の車に関する需要に対し、ワンストップでサービスを提供できる体制作りを積極的に進めていった。また2020年4月以降に出店したMEGA専門店3店舗が寄与したことなどにより四輪小売販売高は増収した。さらに2020年9月期第2四半期以降に出店した買取専門店、バイク販売店、2021年3月連結子会社化した(株)チャンピオン76(輸入バイク販売等)の寄与、整備・鈑金などの附帯サービス関連が増収し、全事業において増収となった。

その結果、2021年9月期の売上高は、44,778百万円、営業利益は608百万円、経常利益は445百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は381百万円と増収増益で着地し、中古車需要の高まりを的確に捉えた好調な結果となった。

2. 主なサービス別業績
自動車販売関連における四輪小売販売台数に関してはMEGA専門店の新規出店により、拡大傾向を続けている。単価が2,200~2,300千円台で安定しており、台数増によって販売高も伸長している。二輪販売においても新規出店とM&Aによる垂直立ち上げを実現しており、販売台数を大幅に拡大させている。買取においては買取専門店出店と増員により、台数増加を加速させている。附帯サービス関連においては整備ピット増設により顧客の囲い込みを進めている。これらが奏功し2021年9月期は、主要KPIのいずれも増加・拡大を継続している。

売上高構成比の大きい自動車販売関連に関しては、季節性により第2四半期(1~3月)と第4四半期(7~9月)に売上高ならびに売上総利益が大きくなる傾向があり、広告宣伝費及び販売促進費に関しても小売販売の需要期に合わせて第2四半期と第4四半期に大きくなるが、販管費全体では季節性の影響は小さく、売上規模拡大に合わせて増加していると言える。

売上高において第2四半期は、市場全体が新車・中古車の購入が多い需要期になること、第4四半期は同社の決算月であるためセールを行うことが慣例になっていることと、主力ジャンルであるSUV、ミニバンの購入需要が高まることが主な要因となっている。これら季節性に関しては需給のバランスなので問題とはとらえていない。むしろ需要がない中で無理やり売ろうとしてしまうのは同社の強みである顧客との中長期的付き合いの中でマイナスであると弊社では分析している。


投資資金のための借入れがあったものの、短期的な財務懸念はない
3. 財務状況と経営指標
同社の2021年9月期末の資産に関して、流動資産の残高は12,956百万円となり、主な内訳は現金及び預金が1,476百万円、商品が8,088百万円、売掛金が2,405百万円であった。固定資産は残高が9,039百万円となり、主な内訳は建物が4,363百万円、土地が1,487百万円であった。

負債に関しては、流動負債の残高が15,315百万円となり、主な内訳は短期借入金が9,805百万円、買掛金が1,715百万円、1年内返済予定の長期借入金が1,763百万円であった。固定負債は残高が4,873百万円となり、主な内訳は長期借入金が4,060百万円、リース債務が368百万円、長期前受金が366百万円であった。

純資産に関しては、残高が1,806百万円となり、主な内訳は資本金が441百万円、資本剰余金が460百万円、利益剰余金が893百万円であった。

4. キャッシュ・フローの状況
同社の2021年9月期の営業活動によるキャッシュ・フローは65百万円の支出であったが、主な内訳は税金等調整前当期純利益556百万円、減価償却費512百万円、仕入債務の増加額1,027百万円があった一方で、たな卸資産の増加額1,035百万円、前受金及び長期前受金の減少額453百万円、前払金及び長期前払金の増加額431百万円があった。

投資活動によるキャッシュ・フローは3,445百万円の支出であったが、主な内訳は有形固定資産の取得による支出2,245百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出581百万円であった。

財務活動によるキャッシュ・フローは3,882百万円の収入であったが、主な内訳は短期借入金の純増加額1,737百万円、長期借入れによる収入3,402百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出1,261百万円があった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)

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配信元: フィスコ

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