大引けの日経平均は前週末比304.59円高の22475.94円となった。東証1部の売買高は14億8298万株、売買代金は2兆4535億円だった。業種別では、輸送用機器、海運業、銀行業、パルプ・紙、非鉄金属が上昇率上位だった。一方、下落したのはその他製品のみだった。
個別では、レーティング引き上げの動きが複数観測されたトヨタ自<7203>が4%近く上昇したほか、三菱UFJ<8306>などの金融株、ソニー<6758>、村田製<6981>、東エレク<8035>などのハイテク株の堅調ぶりが目立った。トヨタ自との電子部品事業集約を発表したデンソー<6902>は5%近い上昇。その他売買代金も東海カーボ<5301>
やソフトバンクG<9984>など全般堅調。また、日本通信<9424>が連日のストップ高となったほか、主力製品の値上げを発表した山崎パン<2212>なども東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金トップの任天堂<7974>やマネックスG<8698>には利益確定の売りが広がった。武田薬<4502>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>
などもさえない。また、トップカルチャー<7640>やITFOR<4743>、レオパレス21<8848>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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