日本の売上高は前期比9.9%増の178.27億円、セグメント利益は同29.8%増の13.13億円となった。半導体不足と東南アジアからの部品供給の停滞による生産調整の影響で乗用車メーカーの生産台数は減少に転じたが、主要得意先である商用車メーカーの生産回復と新規受注品が寄与した。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は1.00億円減少している。
米州の売上高は前期比6.1%増の66.18億円、セグメント利益は同29.5%減の3.02億円となった。世界的な半導体の供給不足や海上物流の停滞が主要得意先メーカーの生産に影響を与えてはいるものの、新規受注品が寄与し、増収となった。しかし海上物流の混乱による輸送費の高騰や代替輸送手段の利用により減益となった。
中国の売上高は前期比7.4%増の48.07億円、セグメント利益は同2.6%減の5.54億円となった。世界的な半導体の供給不足が主要得意先メーカーの生産に影響を与えてはいるものの、新規受注品が寄与した。しかし前年の各種企業支援策の解消や大型設備の償却費負担により、減益となった。
アセアンの売上高は前期比20.8%増の24.20億円、セグメント利益は同119.9%増の3.98億円となった。前年の新型コロナウイルス感染症拡大による主要得意先メーカーの生産落込みからの回復と新規受注品の寄与により、増収となった。また、売上増加及び製造原価の改善により、増益となった。
欧州の売上高は前期比3.1%増の8.72億円、セグメント損失は1.2億円(前期は0.82億円の損失)となった。世界的な半導体の供給不足が主要得意先メーカーの生産に影響を与えてはいるものの、新規受注品が寄与し増収となった。しかし海上物流費用と原材料高騰による売上原価の上昇により、損失を計上した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.0%増の345.00億円、営業利益が同10.0%増の25.00億円、経常利益が同6.4%増の27.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.1%増の19.00億円を見込んでいる。
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