決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … 霞ヶ関Ｃ、メディア工房、エクスＭ (10月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　大和デ <8247>
　21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は5億1600万円の赤字(前年同期は2億2100万円の黒字)に転落した。

▲No.5　エクスＭ <4394>
　20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)の経常利益(非連結)は前年同期比59.6％減の6100万円に大きく落ち込み、通期計画の8700万円に対する進捗率は70.1％にとどまり、さらに前年同期の79.5％も下回った。

▲No.7　シグマ光機 <7713>
　21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比22.6％減の1.6億円に減ったが、6-11月期(上期)計画の2.4億円に対する進捗率は67.1％に達し、5年平均の47.9％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9835> ジュンテン 　　東２　　 -6.98 　 10/ 9　　上期　　　365.45
<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｍ　　 -6.44 　 10/ 9　本決算　　　511.11
<3815> メディア工房 　東Ｍ　　 -6.06 　 10/ 9　本決算　　　　　－
<8247> 大和デ 　　　　東２　　 -3.37 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<4394> エクスＭ 　　　東Ｍ　　 -3.17 　 10/ 9　　　3Q　　　-59.60

<9903> カンセキ 　　　ＪＱ　　 -2.81 　 10/ 9　　上期　　　 94.90
<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 -2.54 　 10/ 9　　　1Q　　　-22.60
<2747> 北雄ラッキー 　ＪＱ　　 -1.23 　 10/ 9　　上期　　　111.76
<9313> 丸八倉 　　　　東２　　 -0.97 　 10/ 9　　　3Q　　　　3.29
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 -0.82 　 10/ 9　　　1Q　　　　　－

<4735> 京進 　　　　　東２　　 -0.75 　 10/ 9　　　1Q　　　-40.34
<7603> マックハウス 　ＪＱ　　 -0.25 　 10/ 9　　上期　　　　赤拡
<5982> マルゼン 　　　東２　　 -0.11 　 10/ 9　　上期　　　-21.76
<2669> カネ美食品 　　ＪＱ　　 -0.07 　 10/ 9　　上期　　　-99.13
<5271> トーヨアサノ 　東２　　 -0.06 　 10/ 9　　上期　　　-38.46

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース