決算マイナス・インパクト銘柄 … 不二越、ニッケ、ブロンコＢ (1月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月14日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　マルカ <7594>
　19年11月期の連結経常利益は前の期比3.8％減の27.4億円になり、従来予想の29億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。

▲No.2　ニッケ <3201>
　19年11月期の連結経常利益は前の期比22.3％増の111億円に伸びたが、20年11月期は前期比19.4％減の90億円に減る見通しとなった。

▲No.3　川口化 <4361>
　19年11月期の連結経常利益は前の期比21.8％減の1.8億円になり、20年11月期も前期比3.7％減の1.8億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7594> マルカ 　　　　東１　　 -8.95 　　1/15　本決算　　　 -8.79
<3201> ニッケ 　　　　東１　　 -5.63 　　1/15　本決算　　　-19.39
<4361> 川口化 　　　　東２　　 -4.42 　　1/15　本決算　　　 -3.74
<6474> 不二越 　　　　東１　　 -2.67 　　1/15　本決算　　　 -6.05
<3091> ブロンコＢ 　　東１　　 -1.61 　　1/15　本決算　　　　1.71

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース