新興市場銘柄ダイジェスト：DMPが急騰、Vデザインはストップ高

<3545>　デファクト　874　+39
大幅に3日ぶり反発。東証の承認を受け、9月6日から第1部に市場変更になると発表。中核事業のブランド品宅配買取サービス「Brandear」は取扱アイテムが洋服、バッグ、アクセサリーなど約7000種類、延べ利用者数は200万人を突破しているという。1部上場に伴い、TOPIX（東証株価指数）連動型のパッシブファンド等の資金流入が期待されることから、個人投資家を中心に先回り買いが入っている。

<3692>　FFRI　2544　+238
大幅に3日続伸。JETROによる18年度日本発知的財産活用ビジネス化支援事業「JETROInnovationProgram（JIP）」で、米国・シリコンバレープログラムに採択されたと発表。FFRIは米国・シリコンバレーの提携アクセラレーターによる継続的なメンタリングを通し、現地での事業展開を図る。JIPは特許庁の補助事業で、採択企業はビジネスモデル構築研修などの支援メニューを受けられる。

<7779>　サイバーダイン　875　-2
大幅に反落。野村証券がレーティング「Buy」を継続する一方、目標株価を3100円から2700円に引き下げている。同証券は目標株価を下方修正した理由として「現在は治療実績を積み上げる時期で、業績寄与には時間を要する」と説明。ただ、「中長期的にHAL治療の普及が加速するという見方に変わりはない」とした。目標株価は30日終値（877円）の約3.1倍だが、引き下げが嫌気されて売り優勢となっている。

<3185>　夢展望　769　+100
ストップ高比例配分。住友商事<8053>の子会社で女性向けアパレル事業を運営する住商ブランドマネジメントを連結子会社化すると発表している。アパレル事業のビジネス領域拡大のほか、生産や販売の共通化でシナジー効果を発揮することなどが狙い。取得株式数は8万2555株で、取得後の議決権所有割合は100％。取得価額は約5億円。株式譲渡実行日は10月下旬を予定している。

<3960>　Vデザイン　2123　+400
ストップ高比例配分。りそなグループが11月以降に提供開始を予定する「りそなキャッシュレス・プラットフォーム」へ「バリューカードASPサービス」の機能を提供すると発表。同プラットフォームは、流通業やサービス業での決済をサポートする加盟店や利用者向けのサービス。また、7月の全社取扱高はハウスプリペイド事業、ブランドプリベイト事業いずれも伸長。

<3652>　DMP　6290　+830
急騰。米半導体企業のザイリンクス社の製品を活用したエッジAIソリューションの協業でPALTEK<7587>と合意したと発表している。PALTEKが提供するザイリンクス社の集積回路であるFPGAを利用することで、顧客は独自に用意したディープラーニングの学習モデルをFPGAに実装でき、エッジ（ネットワークの端末）側の組み込み機器にAI機能を迅速に実装することが可能になるという。

<3911>　Aiming　488　+41
一時ストップ高。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>傘下のスクウェア・エニックスとの共同プロジェクトとしてスマートフォン向けゲーム「ゲシュタルト・オーディン」を発表している。30日より公式サイトを公開した。ゲームの世界には様々なブランドのキャラクターが登場する予定で、第1弾としてサンリオ<8136>の人気キャラクター「シナモロール」などが登場する。

＜FA＞