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2024/01/17 - アイナボHD(7539) の関連ニュース。*14:33JST アイナボHD Research Memo(3):2023年9月期は前期比8.8%増収も、同6.8%営業減益■業績動向1. 2023年9月期の業績概要(1) 損益状況アイナボホールディングス<7539>の2023年9月期の連結業績は、売上高86,085百万円(前期比8.8%増)、営業利益1,770百万円(同6.8%減)、経常利益2,068百万円(同4.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,274百万円(同22.7%減)となった。親会社株主に帰属する当期純利益の減益幅が大きくなっているのは、前期に負ののれん発生益

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アイナボHD Research Memo(3):2023年9月期は前期比8.8%増収も、同6.8%営業減益

配信元:フィスコ
投稿:2024/01/17 14:33
*14:33JST アイナボHD Research Memo(3):2023年9月期は前期比8.8%増収も、同6.8%営業減益 ■業績動向

1. 2023年9月期の業績概要
(1) 損益状況
アイナボホールディングス<7539>の2023年9月期の連結業績は、売上高86,085百万円(前期比8.8%増)、営業利益1,770百万円(同6.8%減)、経常利益2,068百万円(同4.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,274百万円(同22.7%減)となった。親会社株主に帰属する当期純利益の減益幅が大きくなっているのは、前期に負ののれん発生益328百万円を特別利益として計上したためである。

セグメント別では、戸建住宅事業はリフォーム需要が回復したことなどから増収となったが、一部の部材価格上昇の価格転嫁が進まず減益となった。大型物件事業は不調であった前期の反動に加えて、利益率の高い物件を受注できたことなどから増収増益となった。

売上総利益率は13.8%(前期は14.2%)と前期比0.4ポイント減少したが、一部の部材価格上昇に対して価格転嫁が追いつかなかったことによる。一方で、販管費は物流コストの上昇、インフレ手当や賞与の支給額の増加、一部の原価相当分の販管費繰り入れなどにより同8.3%増となったことから、営業利益は減益となった。

営業利益の増減を分析すると、増益要因としては増収による増益が1,109百万円、減益要因としては売上総利益率の低下(前期比0.4ポイント減)による減益461百万円、販管費の増加による減益が776百万円となった。その結果、営業利益は129百万円減となった。

(2) セグメント別状況
a) 戸建住宅事業
戸建住宅事業の売上高は73,545百万円(前期比8.6%増)、セグメント利益は2,830百万円(同0.5%減)となった。サブセグメント別の売上高は、外壁工事が17,216百万円(同9.5%増)、住設工事が21,893百万円(同9.3%増)、建材販売が16,156百万円(同11.1%増)、住設販売が18,278百万円(同4.8%増)となった。

住宅市場そのものは必ずしも回復基調とは言えないが、リフォーム需要が増加したこと、一時期に品薄状態であった住設機器等の供給が追い付いてきたことなどから増収を確保した。住設工事ではユニットバスやシステムキッチン等が堅調に推移し、外壁工事ではサイディングやサッシが好調であった。建材販売ではタイル販売が比較的堅調であった。

b) 大型物件事業
大型物件事業の売上高は12,540百万円(前期比9.9%増)、セグメント利益は569百万円(同45.2%増)となった。サブセグメント別の売上高は、タイル販売・工事が3,603百万円(同7.7%増)、住設販売・工事が8,937百万円(同10.8%増)となった。住設販売・工事の増収にはマンション買取り事業が含まれている。東京オリンピック・パラリンピック後の反動(落ち込み)から需要が戻りつつあり、また比較的利益率の高い案件を獲得できたことから、セグメント利益も増益となった。


事業会社別では、アベルコは堅調ながら温調技研が不振
(3) 事業会社別業績
各事業会社の業績では、(株)アベルコの売上高は59,043百万円(前期比7.9%増)、営業利益は1,819百万円(同6.2%増)、(株)インテルグローの売上高は12,583百万円(同9.5%増)、営業利益は179百万円(同13.5%減)、温調技研(株)の売上高は1,883百万円(同2.1%減)、営業利益は47百万円(同74.7%減)、(株)今村の売上高は3,180百万円(同1.3%増)、営業利益は16百万円(同5.9%減)、(株)アルティスの売上高は451百万円(同17.8%増)、営業損失は57百万円(前期は87百万円の損失)、(株)マニックスの売上高は9,166百万円(同9.8%増)、営業利益は91百万円(同3.2%減)となった。また2023年9月期から新規子会社となった(株)Maristo(以下、マリスト)の売上高は1,370百万円(前期比較なし)、営業利益は9百万円(同)であった。

(4) 重点課題の達成状況
同社が「重点課題」としている各課題の達成状況は次のとおりである。サイディングの売上高は3,781百万円(前期比10.5%増)、サイディングプレカットの件数は884件(同5.7%増)と堅調に推移した。外注先の確保も進んでおり、着実に実績を挙げている。非住宅※の売上高は2,770百万円(同18.9%増)と順調に拡大した。サッシのうち、マンション+戸建向けの売上高は3,500百万円(同22.6%増)、戸建向けのみの売上高は2,407百万円(同24.8%増)となり、堅調であった。サッシ事業では、組み立て及び図面の内製化を進めており、利益率は改善しつつある。

※2021年9月期から重点課題に加えたもので、住宅以外の施設や店舗向けの案件を扱う。


ブランド事業では、「アルティス(システムバス)」の売上高は451百万円(前期比17.8%増)となり、まずまずの結果であった。これまでアベルコで取り扱っていた「マリスト(タイル)」は2023年9月期から子会社化されたが、売上高は1,370百万円(同11.5%増)と堅調であった。「マリスト」は金額は少ないが利益率が高いことから、全体の利益率に与える影響も大きいようだ。新規顧客開拓については、件数は696件(同0.7%増)となったが、売上高は1,994百万円(同22.6%増)と計画どおり順調な伸びとなった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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配信元: フィスコ

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