丸文が６日ぶり反発、１６年３月期増配見通しと配当方針変更を発表で

　丸文<7537.T>が６日ぶりに反発。前週末８日取引終了後に発表した決算で、１６年３月期連結業績について、売上高２７００億円（前期比３．７％減）、営業利益４５億５０００万円（同３．０％減）、純利益２５億５０００万円（同２３．１％増）と最終利益で大幅増益を見込んでいることに加えて、年間配当を前期の２０円から３０円へ増配する見通しであることが好感されている。また、同時に配当方針の変更を発表し、目安とする配当性向を「連結ベースでの配当性向２５％以上もしくは単体での配当性向３０％以上のいずれか多い方」から「連結配当性向３０％以上」にするとしたことも好材料視されているようだ。
　なお、１５年３月期決算は、売上高２８０３億２０００万円（前の期比７．６％増）、営業利益４６億８８００万円（同１９．９％増）、純利益２０億７１００万円（同３．１％増）だった。

丸文の株価は１１時２分現在８０３円（△３８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）