岡谷鋼機、今期経常を一転9％増益に上方修正・最高益、配当も5円増額

　岡谷鋼機 <7485> [名証Ｐ] が12月27日大引け後(16:30)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比22.1％増の263億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の260億円→305億円(前期は280億円)に17.3％上方修正し、一転して8.8％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の93.4億円→138億円(前年同期は150億円)に48.2％増額し、減益率が38.1％減→8.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の240円→245円(前期は235円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12.0％増の96.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.6％→3.2％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　素材価格の上昇などにより、各セグメントにおいて当初予想を上回る水準で業績が推移していることから、通期業績予想を上方修正いたします。

　業績予想の修正に伴い期末配当予想を5円増額し、125円とさせていただきます。（注）本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。