Ｃｏｎｆ、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　コンフィデンス <7374> [東証Ｇ] が2月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.8％増の7.4億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.4億円→9億円(前期は7.3億円)に7.2％上方修正し、増益率が15.1％増→23.3％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.4億円→4億円(前年同期は3.9億円)に17.5％増額し、一転して4.9％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の45円→48円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比14.2％増の2.4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の18.3％→18.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年11月10日公表の「2023 年３月期第２四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」の通り、当年度上半期について主力の派遣事業が堅調に推移し、業績予想を上回って進捗していたものの、当初予定していた販売費及び一般管理費の一部を下期に繰り越した等の影響を踏まえ、第２四半期決算発表時点では通期業績予想を据え置いておりました。　他方、当年度下期に予定しておりました販売費及び一般管理費の費消状況、および業務の効率化をはじめとする生産性の向上等の結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が2022年５月12日公表の当初予想を上回る見通しとなりましたので、2023年３月期通期業績予想を修正しております。　なお、新型コロナウイルスによる影響は 2023年３月期を通じて継続するものの、徐々に収束していくとの仮定に基づいております。

　　当社は、将来の事業拡大と財務体質の強化のために必要な内部留保を行いつつ、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、配当性向30％超及びDOE（株主資本配当率）10％超を目標としております。　今般、通期業績予想を修正することに伴い、2023 年３月期の期末配当予想につきましては、当初予想の1株当たり期末配当金25円から３円増配の28円といたします。この結果、配当性向は36.7％となる予定であります。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。