東京株式(大引け)=344円高、NYダウ2万ドル突破に追随し上昇加速
大引けの日経平均株価は前日比344円89銭高の1万9402円39銭と大幅続伸。東証1部の売買高概算は23億株、売買代金概算は2兆7423億5000万円。値上がり銘柄数は1599、対して値下がり銘柄数は309、変わらずは94銘柄だった。
きょうの東京市場は、リスク選好ムードが一段と強まるなか大幅続伸となった。前日の米国株市場ではNYダウが未踏の2万ドル台をついに突破、主要3指数が揃って過去最高値を更新する形となった。これを受けて投資家心理が大きく改善、主力株中心に終始買い優勢となった。先物主導で日経平均は取引時間中も一貫して上値を追う展開となり、値上がり銘柄数はほぼ1600と東証1部全体の8割に達した。為替はややドル安・円高含みで推移したが、影響は限定的で、米国を中心とする世界的な景況感の回復が東京市場でも先高期待につながっている。米長期金利の上昇を背景に、米国市場の金融株高を引き継いで銀行株が買われ、全体相場を牽引した。
個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金トップで上値追い態勢を強めている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクや野村ホールディングス<8604.T>など証券株への買いが目立っている。ファナック<6954.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>、信越化学工業<4063.T>など半導体関連の人気も目立った。VOYAGE GROUP<3688.T>がストップ高に買われ、タカタ<7312.T>も連日で値幅制限いっぱいに買われた。
半面、LINE<3938.T>が急落したほか、日本電産<6594.T>、大塚ホールディングス<4578.T>も冴えない。富士通ゼネラル<6755.T>が大幅安、国際石油開発帝石<1605.T>、日揮<1963.T>なども値を下げた。日本航空電子工業<6807.T>が大きく売られたほか、不二越<6474.T>、アンリツ<6754.T>も軟調。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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