シマノ、今期経常を17％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も80円増額

　シマノ <7309> が7月27日大引け後(15:30)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の739億円に急拡大し、従来予想の575億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1095億円→1286億円(前期は814億円)に17.4％上方修正し、増益率が34.4％増→57.8％増に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比20.6％増の547億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の155円→235円(前期は355円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の369億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の19.2％→27.0％に大幅上昇した。

株探ニュース