東京株式(前引け)=米株安など受け反落も個別物色意欲は旺盛
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株が安かったことや外国為替市場で1ドル=113円近辺の円高・ドル安に振れたことなどが重荷となった。ただ、押し目買いのニーズは強く、朝方の売り一巡後は下げ幅を次第に縮小している。日経平均は指数寄与度の高いソフトバンクの下げが大きく影響した形だが、個別の物色人気は旺盛で、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。売買代金も前場としては高水準。
個別では任天堂<7974.T>が売買代金トップで大幅高、デンソー<6902.T>も買い優勢。TDK<6762.T>も高い。タダノ<6395.T>、横河ブリッジホールディングス<5911.T>が大幅高、エスペック<6859.T>、愛三工業<7283.T>なども値を飛ばした。アンリツ<6754.T>、ホソカワミクロン<6277.T>も物色人気。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安、ぐるなび<2440.T>、スタートトゥデイ<3092.T>が急落したほか、ペッパーフードサービス<3053.T>も大きく売られた。リコー<7752.T>、花王<4452.T>の下げも目立った。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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