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2023/05/12 - ミツバ(7280) の関連ニュース。■OATアグリ <4979> 1,650円 (+300円、+22.2%) ストップ高 OATアグリオ <4979> [東証P]がストップ高に買われ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年12月期の業績予想の上方修正を発表した。最終利益はこれまでの21億円から26億5000万円(前期比17.2%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して増益計画となり、過去最高益を更新する見込みとなった。年間配当も従来の予想から5円増額の50円(前期比5円増配)に見通しを修正しており、好感されたよう

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前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/05/12 05:20

OATアグリ <4979>  1,650円 (+300円、+22.2%) ストップ高

 OATアグリオ <4979> [東証P]がストップ高に買われ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年12月期の業績予想の上方修正を発表した。最終利益はこれまでの21億円から26億5000万円(前期比17.2%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して増益計画となり、過去最高益を更新する見込みとなった。年間配当も従来の予想から5円増額の50円(前期比5円増配)に見通しを修正しており、好感されたようだ。23年1-3月期において、農薬分野で主力製品の殺虫剤「オンコル」や「オリオン」が好調に推移した。グリーンプロダクツの殺ダニ剤「サフオイル」も堅調に推移し、海外市場で大きく売り上げを伸ばした。欧州の関連会社の好調な業績に加え、円安によるプラス効果もあり、業績予想に反映した。

じげん <3679>  617円 (+100円、+19.3%) ストップ高

 東証プライムの上昇率2位。じげん <3679> [東証P]がストップ高。同社は求人や旅行、不動産情報など一括で検索できる集約サイトを運営している。10日取引終了後に発表した23年3月期の営業利益は前の期比26%増の41億8000万円と大幅な伸びを達成し、過去最高利益更新となった。また、24年3月期も前期比27%増の53億円予想と高水準の利益成長が続く見通しで、これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを引き寄せた。なお、年間配当は前期4円(前の期実績は3円50銭)、今期5円と株主還元も強化している。

セグエG <3968>  957円 (+150円、+18.6%) ストップ高

 セグエグループ <3968> [東証P]がストップ高。ネットセキュリティー製品の輸入販売や、ソフト開発、エンジニア派遣などを展開し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉えて、足もとの業績は絶好調に推移している。10日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(23年1-3月)決算は、営業利益が前年同期比86%増の4億1800万円と急拡大した。通期営業利益は10億円(前期比10%増)を計画しているが、第1四半期時点の進捗率は40%を超えている。これを好感する形で投資資金が流れ込んだ。

ミツバ <7280>  699円 (+100円、+16.7%) ストップ高

 東証プライムの上昇率4位。ミツバ <7280> [東証P]がストップ高に買われた。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益は前期比6.7倍の80億円となる見通しを示した。大幅増益の計画を好感した買いが集まったようだ。売上高は同0.8%増の3220億円を見込む。同時に公表した中期経営計画で、28年3月期の売上高を3300億円以上、営業利益率を6%以上、自己資本比率を30%以上などとする目標も掲げた。電動化に対応した新製品の創出や戦略的なアライアンスの実現に加え、構造改革による拠点再編なども進めるという。23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比11.5%増の3195億円、最終利益が同14倍の11億8500万円だった。自動車メーカーの減産幅の縮小や円安効果が寄与したほか、前の期に計上した事業構造改善引当金繰入など特別損失の反動が出た。

Uアローズ <7606>  2,293円 (+315円、+15.9%)

 東証プライムの上昇率5位。ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]が3日ぶりに急反騰し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.6%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。あわせて今期の増益・増配見通しを示しており、これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。自社株の取得期間は5月11日から7月31日まで。また、同社は前期の年間配当をこれまでの予想から15円増額したうえで、今期の年間配当予想については前期比8円増配の55円とした。今期の売上高は前期比6.3%増の1383億円、最終利益は同11.2%増の48億3000万円を見込む。ユナイテッドアローズで新規出店9店舗、退店4店舗を計画、コーエンで退店3店舗などとし、全体で期末店舗数は300店舗を見込む。

オカムラ <7994>  1,755円 (+240円、+15.8%)

 東証プライムの上昇率6位。オカムラ <7994> [東証P]が3日ぶりに急反騰。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績と配当予想を開示した。前期の年間配当をこれまでの予想から11円増額したうえで、今期の年間配当は前期比11円増配の66円を計画する。大幅増配の見通しを好感した買いが集まったようだ。あわせて公表した中期経営計画の中で、株主還元策として、配当性向は40%以上を安定的に維持するなどとする新たな方針を示した。加えて、26年3月期の売上高を3000億円以上、営業利益率8%とする目標も掲げた。24年3月期の売上高は前期比2.9%増の2850億円、営業利益は同18.0%増の205億円を見込む。全国のオフィス改装需要は堅調に推移すると予想する。営業利益は前期に続き過去最高益を更新する見通しとした。

サンアスタ <4053>  1,144円 (+150円、+15.1%) ストップ高

 東証プライムの上昇率7位。Sun Asterisk <4053> [東証P]がストップ高。10日の取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.1%増の30億4900万円、最終利益が同3.0倍の4億700万円だった。大幅増益となったほか、第1四半期ながら最終利益の通期計画に対する進捗率は約39%に上り、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。デジタルプロダクトの創造などを手掛ける「クリエイティブ&エンジニアリング」関連では、既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が続いた。デジタルプロダクト向けの人材を育成する「タレントプラットフォーム」関連も大幅な増収となった。

SREHD <2980>  3,660円 (+455円、+14.2%)

 東証プライムの上昇率9位。SREホールディングス <2980> [東証P]が続急騰した。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比20.3%増の223億円、最終利益は同24.5%増の14億3000万円を見込む。前期に続き最高益を更新する計画となり、業況を評価した買いを集めたようだ。今期はクラウドソリューションでの顧客基盤の継続拡大と顧客単価の向上を見込む。ファンド組成を通じたアセットマネジメントフィーを中心とする安定収益の確保、拡大も図る。23年3月期の売上高は前の期比36.6%増の185億4100万円、最終利益は同28.7%増の11億4800万円だった。

イーグル工 <6486>  1,485円 (+173円、+13.2%)

 東証プライムの上昇率10位。イーグル工業 <6486> [東証P]が4日続急騰。今回の決算では自動車部品や車載機器など自動車業界向け製品を手掛けるメーカーの好調が目立っている。同社はNOK系のメカニカルシール(油封止部品)大手で自動車向けを主力としている。10日取引終了後に発表した23年3月期決算で、営業利益は前の期比23%増の92億6400万円と大幅な利益成長を達成した。続く24年3月期については前期比2.5%増の95億円見通しと保守的ながら、トップラインは7%の伸びを見込むなど増収基調を維持する見通しにあり、株価指標面でもPER10倍弱、PBRが0.6倍台と割安感が強いことで上値を見込む買いが優勢となった。なお、前期配当は従来計画に20円の大幅上乗せとなる70円(今期も70円配継続)とし、配当利回りが4.7%台と高いことも物色人気を助長した。

日本通信 <9424>  292円 (+32円、+12.3%)

 日本通信 <9424> [東証P]が急騰し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比31.1%増の60億7400万円、最終利益が同2.3倍の6億9000万円だった。大幅な増収増益となったほか、ともに計画を上回って着地しており、これを好感した買いが集まったようだ。MVNO事業で音声定額・準定額サービスが成長したほか、デジタル田園都市国家構想に基づく業務委託料を含むイネイブラー事業も大幅な増収となった。

MTG <7806>  1,543円 (+135円、+9.6%)

 MTG <7806> [東証G]が急反発。10日の取引終了後に23年9月期業績予想の上方修正を発表。売上高を570億円から580億円(前期比18.4%増)へ、純利益を14億円から16億円(同40.4%減)へ増額しており、これが好感された。ReFa(リファ)ブランドが引き続き好調なことが全体業績を押し上げた。連結での税負担率上昇の影響があるものの、純利益も従来予想を上回る見通し。同時に発表した上期(22年10月~23年3月)決算は、売上高が278億2300万円(前年同期比22.3%増)、純利益が11億5600万円(同40.2%減)だった。

日本ライフL <7575>  1,022円 (+76円、+8.0%)

 日本ライフライン <7575> [東証P]が急反発。1000円の大台に乗せ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した自社株買いと、中期経営計画を材料視した買いが集まったようだ。同社は取得総数300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.9%)、取得総額40億円を上限とする自社株買いを5月11日から2024年2月29日の間に実施する。また、消却前の発行済み株式総数の1%を超過する株式数について、同年3月15日に消却する。加えて、競争力のある製品の継続投入などを通じ、28年3月期に売上高で630億円、営業利益率は28年3月期までの間、毎期20%の水準を目指す目標を掲げた。同時に開示した24年3月期の連結売上高は前期比5.7%減の488億700万円、最終利益が同0.5%減の68億5400万円とした。心房中隔穿刺針「RFニードル」の独占販売契約と、コロナリー・インターベンション事業の終了が響く。同社は血栓吸引カテーテル「Esperance(エスペランス)アスピレーションカテーテル」の販売開始も発表した。

ほくほくFG <8377>  1,046円 (+77円、+8.0%)

 ほくほくフィナンシャルグループ <8377> [東証P]が3日続急伸。同社は10日の取引終了後に発行済み株式数(自社株を除く)の3.90%にあたる500万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施すると発表、これが好感されたようだ。買い付け期間は5月12日から8月10日までとなる。

日精機 <7287>  937円 (+65円、+7.5%)

 日精機 <7287> [東証S]が急反発。同社は5月10日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表、23年3月期の連結最終損益を従来予想の7億円の黒字→13億円の黒字(前の期は51.8億円の赤字)に85.7%上方修正したことで好感されたようだ。

ユーザーロカ <3984>  2,016円 (+139円、+7.4%)

 ユーザーローカル <3984> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は5月10日大引け後に決算を発表、23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比25.6%増の10.1億円に伸び、通期計画の11.7億円に対する進捗率は86.5%に達し、5年平均の78.9%も上回ったことで好感されたようだ。

東急不HD <3289>  726円 (+47円、+6.9%)

 東急不動産ホールディングス <3289> [東証P]が4日続急伸。10日の取引終了後に24年3月期業績予想を発表し、売上高を前期比11.4%増の1兆1200億円、営業利益を同1.4%増の1120億円と前期に続き良好な見通しを示した。また、年間配当を前期比4円50銭増の28円としており、これらを好感した買いが集まった。堅調な不動産売買市況を受けた売却益の増加や、ホテル事業におけるインバウンド需要のいっそうの回復を見込む。同時に発表した23年3月期決算は、売上高が前の期比1.7%増の1兆58億円、営業利益が同31.7%増の1104億1000万円だった。「九段会館テラス」の新規開業をはじめ、東急プラザをはじめとする商業施設の回復やアセット売却益の増加が全体業績を押し上げた。

クレスコ <4674>  1,921円 (+123円、+6.8%)

 クレスコ <4674> [東証P]が急反発。同社は5月10日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結経常利益は前の期比7.4%増の51.3億円になり、24年3月期も前期比4.6%増の53.7億円に伸びを見込み、12期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで14期連続の増収、増益になる。同時に発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は5月11日から11月30日までとなる。また、100万株の自己株消却を実施する。

※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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