<話題の焦点>=アジアで稼ぐ企業、過剰流動性復活で風向きは再び順風に
また、注目すべきはアジアだ。シャドーバンキング問題に揺れる中国(上海総合指数)はさすがに出遅れているが、インド(SENSEX)、香港(ハンセン)、韓国(KOSPI)など軒並み高値圏で頑強。目先は押し目を形成しているが、米QE縮小の先延ばしで過剰流動性が維持されれば、再度上値追いが視野に入る。
こうなると、脱デフレを標榜するアベノミクスのもとで、日本株の上値余地も大きい理屈となる。
強調を続けるアジア新興国の株価は必然的に実勢経済の好調にもリンクする。実際、米量的緩和の縮小観測でいったんは引き上げた投資マネーのアジア還流が観測されている。日本企業もアジア向け売上高比率の高い企業にスポットが当たる可能性が出てきた。
株価面ではアジア株の下落局面で、それに足を引っ張られるかたちで売られていた銘柄が多いが、その分を取り戻す好機が到来しているといってもよい。
中国以外のアジア向け売上高比率の高い銘柄で、通期業績増額含みのものを選出。将来的にも収益拡大の可能性を多く内包し、日本株の出直り局面でひときわ輝きを放つ可能性は高い。
◆中国以外のアジア向け依存比率が高い増額期待株
銘柄(コード) アジア比率(%) 株価(円)
国際帝石<1605.T> 40 1120
牧野フ<6135.T> 30 753
千代建<6366.T> 38 1219
武蔵精密<7220.T> 36 2175
日信工業<7230.T> 41 1818
ニフコ<7988.T> 33 2567
郵船ロジ<9370.T> 34 1118
近鉄エクス<9375.T> 38 3820
※株価は11日現在
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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