株価は8月初めの水準を奪回して強含み、戻り期待から上値追い期待へ
時価総額:1008億円
PER:11.52倍
PBR: 0.71倍
ホンダ系の2輪ブレーキ世界最大手で4輪用でも高いシェアを確保する。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の軽量化およびアルミ部品事業強化に邁進中で、増産の設備投資で能力増強を図る。
業績面は8/2に第1Q決算を発表し日本および北米の先進国で増収、アジア・南米の新興国で減収となり、4-6月期は為替の円高深耕の影響を受けた側面が大きい模様。逆を返せば為替水準の回復によって7-9月期は業績改善の巻き返しが期待されるところでもある。
株価は先週に200日移動平均線を上抜けて強含み、週足ベースでも52週移動平均線を上抜けてチャート形状は良化に向かう。足元の市場物色がバリュー株の水準訂正が進んでいることから戻り余地の大きさも含めて投資妙味がありそう。