<6440> JUKI
四季報より 業種:機械。
【特色】アパレル向けの工業用ミシン世界1位。アジアで強い。家庭用3位。表面実装機が第2の柱
【回復途上】ミシンの半導体調達難ほぼ解消、値上げ・円安のダブル効果。ただ実装機波打つ。25円配止まり。23年12月期は自動車などノンアパレル伸長、22年投入の新高速実装機持ち直す。好採算の部品事業プラス。
【提 携】AIメカテックに19・56%出資。受託事業拡大に加え、半導体関連を共同開拓へ。ペガサス製の環縫いミシンの新興国販売まだ助走期。中期経営計画練り直し。
2023年2月9日発表。2023年12月期本決算予想は、前期比で営業利益は+22.5%の35.00億円、経常利益+158.0%の30.00億円の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年7月31日に417円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で4月13日に960円まで急上昇となり、この4月13日に960円でいったん高値をつけ、一服して8月20日に727円まで押し目を入れ再上昇となって11月25日に1057円の年初来高値をつけました。ここをピークに急落となって2022年3月8日に585円まで下落し、4月20日に910円まで戻り高値をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で5月26日に657円まで下げてもみあい、7月29日に776円の高値をつけて下落となり、今年の1月5日に589円と2点底をつけてもみあっています。チャートは、いったん崩れていますが、業績は問題なく安値圏でのリバウンド狙いとなります。
<8860> フジ住宅
四季報より 業種:不動産業。
【特色】大阪地盤の住宅最大手。注文住宅と分譲マンションが柱。入居者付き中古住宅再販でも断トツ
【連続増益】注文住宅はコロナ特需剥落し706戸(14%減)目標未達。224戸(6%増)の分譲マンションも一部に低採算物件。が、投資アパートが建設限界130棟超の活況。入居者付き中古住宅再販伸びる。24年3月期も投資アパート牽引。増益続く。
【中 古】分譲マンション高騰受け中古住宅販売堅調。賃貸入居者付き中古住宅も投資家の関心高く、買い取り再販が収益源に。
2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+2.2%の60.00億円、経常利益+1.3%の57.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年3月13日に431円で底打ちとなり、3月27日に578円まで自律反発し、431円を安値、578円を高値とする三角保ち合い(A)を形成し、この中で7月31日の477円を安値に上放れし、上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2021年3月23日に788円の年初来高値をつけ、6月21日に613円まで押し目を入れて、9月14日の758円で2番天井をつけました。ここから2022年4月13日に594円の安値をつけて、758円を高値、594円を安値とする三角保ち合い(C)を形成し、この中で10月28日に615円の2点底をつけて反発しています。
<7212> エフテック
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】ホンダ系部品会社。サスペンション、サブフレームなど足回り部品に強み。ホンダ向けが7割超
【増益幅縮小】足回り部品が下期に数量上向く。販価改善も通期で寄与。稼ぎ頭の中国増勢だが、北米中心にホンダ減産が想定超。労務費負担増などもあり、前号比で営業増益幅縮小。為替差益とのれん特益。24年3月期は数量増勢、体質改善の北米浮上。
【顧客開拓】非ホンダ商権比率は19年30%から23年度には44%まで拡大へ、拡販奏功。脱炭素実現へ専門組織を22年10月発足。
2023年2月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+75.1%の20.00億円、経常利益+85.8%の24.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
コロナ相場の下落で、2020年4月3日の365円で底打ちとなり、7月31日の428円を2番底にして上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年6月16日に973円の年初来高値をつけ、ここをピークに急落となりました。973円からの下降トレンド(B)の中で、12月20日に495円まで下げて、いったん反発し、2022年1月5日に658円を高値とし、3月8日の455円を安値とする三角保ち合い(C)を形成し、この中で煮詰まりつつあり、12月21日の498円を安値にもみあっています。
<6345> アイチ コーポレーション
四季報より 業種:機械。
【特色】高所作業車メーカー国内トップ。電力会社向け多い。鉄道用の軌陸両用車育成。中国で現地生産
【好 転】特装車は調達網混乱に伴い一部生産停滞だが、下期に挽回。原材料・輸送費高は値上げ転嫁や原価改善でこなし営業益反発。ただ会社計画やや過大。24年3月期はシャシー調達正常化進み、特装車伸長。
【新工場】国内3拠点目の工場新設検討、数年内実現か。災害対応の倒木伐採車の開発に着手。不祥事で一時出荷が止まっていた日野自動車からのシャシー調達が再開。
2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+10.8%の76.00億円、経常利益+4.7%の81.00億円の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年3月13日の492円で底打ちとなり、自律反発して3月27日に731円まで上昇しました。ここから4月3日に587円まで下げて2番底となり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で10月29日の948円、11月10日の953円、12月14日の960円と三尊天井となり年初来高値をつけました。ここから調整入りとなって2021年8月26日の730円で当面の底打ちとなり、短期の上昇トレンド(B)へ転換し、この中で2022年3月17日の924円、5月30日の905円と2点天井となって、下降トレンド(C)入りとなっています。昨年の8月26日の730円に対する2点底を確認すればいったん上昇となります。
<9513> 電源開発
四季報より 業種:電気・ガス業。
【特色】04年に政府が民営化で株放出、電力卸が主。電源は石炭火力と水力中心、大間原発は建設遅延
【大幅増額】国内火力発電は設備故障の復旧進み復調。海外火力は市場価格高騰が追い風。豪州の炭鉱権益子会社が石炭価格急騰で稼ぐ。営業益大幅増額。増配幅拡大も。24年3月期は市況高一服し、営業益反落。
【大間原発】建設再開時期を24年後半に延期。運転開始も30年ごろにずれ込み。新規稼働の米国火力発電は持分のうち49%を売却し、譲渡代金は再エネ投資などに充当。
2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+96.6%の1710.00億円、経常利益+125.1%の1640.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年12月22日の1352円で当面の底打ちとなり、ここからの短期上昇トレンド(A)で2021年3月28日に2058円の高値をつけて、下降トレンド(B)へ転換し、11月18日の1402円で2番底となって反発しました。その後、2022年2月7日に1982円の戻り天井をつけて、4月8日に1681円まで押し目をつけ再上昇となって、7月12日に2353円の年初来高値をつけました。ここをピークに8月5日に1929円まで下げ、ここから2353円を高値とし、1929円を安値とする三角保ち合いを形成し、煮詰まってところで12月23日の2139円を高値に下放れとなり、2023年の1月10日に1990円まで下げました。しかし、好業績のためすぐに反発し、2月2日に2180円まで上昇し、一服しているところです。
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