米国株まちまちもナスダックの強い動きを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。朝方に入った11月限オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んだ売買がやや買いに傾いたことなども影響し、日経平均は39818.41円まで上げ幅を広げたが、昨日の高値39884.01円には届かなかったことなどから上げ幅をじりじりと縮小。引き続き決算発表銘柄に関心が向かい、売り買い一巡後の日経平均は39500円水準でのもみ合いとなった。なお、SQ値は概算39901.35円。
大引けの日経平均は前日比118.96円高(+0.30%)の39500.37円となった。東証プライム市場の売買高は24億412万株。売買代金は5兆2651億円。業種別では、サービス、その他金融、情報・通信、精密機器、証券・商品先物取引などが上昇した一方、パルプ・紙、輸送用機器、ゴム、鉱業、ガラス・土石などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38.4%、対して値下がり銘柄は58.9%となっている。
日経平均採用銘柄では、今期純利益見通しを大幅に上方修正した古河電工<5801>がストップ高比例配分となったほか、好業績や株主還元策などが材料視されて味の素<
2802>が買われ上場来高値を更新。決算発表を受けて川崎重工<7012>も買われたほか、三菱重工<7011>、日本製鋼所<5631>など政策関連銘柄も上昇。このほか、野村総合研究所<4307>、ZOZO<3092>、スズキ<7269>、京成電鉄<9009>などが買われた。
一方、経常利益予想を下方修正した太陽誘電<6976>は急落で年初来安値を更新。また、業績内容や世界の生産能力を2割削減すると発表した日産自<7201>が大幅安となったほか、今期業績を減益予想に下方修正した資生堂<4911>も売り優勢。朝方、業績内容を材料に買い優勢となったフジクラ<5803>は買い一巡後に失速し前日比マイナス圏での推移。このほか、カナデビア<7004>、UBE<4208>、デンカ<4061>、マツダ
<7261>、王子ホールディングス<3861>、トヨタ自<7203>などが売られた。
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