(CEO)が台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)の基調講演で次世代人工知能
(AI)チップのプラットフォーム「Rubin」を発表し買われるなど、半導体株の一角が堅調な中、ナスダックは上昇した。シカゴ日経225先物は大阪比290円安の38650円。円相場は1ドル156円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38430円まで下げる場面も見られたが、終盤にかけて下落幅を縮めており、25日線水準が心理的なサポートとして意識されそうである。
昨日の日経平均株価は朝方に39000円を回復した後は膠着感が強まったが、75日線に上値を抑えられる形状だった。本日は売りが先行することになりそうだが、25日線が支持線として意識されやすく、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
また、米国ではエヌビディアが堅調だったが、国内ではNEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信(NF・日経半導体ETF)<200A>が上場する。東エレク<8035>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などに投資するファンドであり、半導体株への物色が意識されやすく、日経平均株価を下支えする流れになりそうだ。
一方で、為替市場では円相場が1ドル=156円台前半とやや円高に振れて推移している。トヨタ<7203>、マツダ<7261>、ホンダ<7267>でも性能試験で不正が確認されたと報告があったと伝わるなか、輸出関連への物色を手控えさせる可能性があり、相対的に日経平均型優位の展開になりそうだ。そのため、投資家の関心はより半導体株に向かいやすくなると考えられ、日経半導体ETFに採用される銘柄へ押し目狙いの物色が意識されそうである。
<AK>
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