新規上場「ニュートンＦＣ」の大株主に明暗、光通信は朝高後反落、ＳＢＩは上伸

　１２日にジャスダックへの株式上場（ＩＰＯ）の承認を受けたニュートン・フィナンシャル・コンサルティング<7169.T＞の大株主の株価は強弱が分かれる展開。同社の筆頭株主である光通信<9435.T＞は朝方一時、前日比１９０円高の８７６０円まで上昇したが、買い一巡後は値を消す展開。一方、２位以下の株主に系列の投資事業組合が名を連ねているＳＢＩホールディングス<8473.T>は上伸している。ニュートンＦＣは、保険代理事業および派遣事業を手掛けており、６月１６日に新規上場する。「新規上場申請のための有価証券報告書」によると光通信はニュートンＦＣの４４５万８０００株（持ち株比率７０．０％）を保有する第１位の株主となっている。２位以下は、ＳＢＩビービ―・モバイル投資事業有限責任組合（同８．１５％）などＳＢＩ系の投資事業組合が株主となっており、今回のＩＰＯとともに保有株の売り出しを予定している。

光通信の株価は１１時３０分現在８５００円（▼７０円）
ＳＢＩの株価は１１時３０分現在１１６１円（△４９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）