米国株下落を受けて、東京市場は引き続き売り優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅安となったことから、値がさ半導体株が売られ、日経平均は37644.91円まで下げ幅を拡大する場面がみられた。ただ、売り一巡後は、25日移動平均線との下方乖離率が4%超まで広がったことなどから「短期的な売られすぎ感」が意識されて下げ幅を縮小。アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<
7735>など半導体株の一部が切り返したことから、日経平均も切り返し38000円台を回復した。なお、台湾半導体受託製造装置の最大手TSMCの1-3月期決算は過去最高益の着地となったが、半導体株への影響はまちまちとなった。
大引けの日経平均は前日比117.90円高(+0.31%)の38079.70円となった。東証プライム市場の売買高は15億2028万株、売買代金は4兆590億円。セクター別では、繊維製品、空運業、保険業、銀行業、非鉄金属などが上昇した一方、鉱業、不動産業の2セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は84%、対して値下がり銘柄は13%となっている。
日経平均採用銘柄では、住信SBIネット銀行<7163>が短期プライムレートを引き上げたことが刺激材料となり、コンコルディア・フィナンシャル<7186>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルG<8354>など地銀株の上昇が目立った。また、米ユナイテッド航空が急騰したことでJAL<9201>も買われた。このほか、住友ファーマ<4506>、資生堂<4911>、クレディセゾン<8253>、が上昇。
一方、前期営業利益下方修正や今期予想の市場予想下振れなどが影響して富士フイルム<4901>が売られたほか、英半導体アームの急落が影響してソフトバンクグループ<9984>も弱い。このほか、レゾナック・ホールディング<4004>、東京エレクトロン<8035>、伊藤忠<8001>、豊田通商<8015>が売られた。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
住信SBI銀のニュース一覧- 住信SBIネット銀行、女性活躍推進企業として「えるぼし認定」最高位の3つ星を取得 2024/07/18
- 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ 2024/07/03
- 住信SBIネット銀行、金融経済教育の一環として小・中学生向けキャリア教育教材『おしごと年鑑2024』に協賛 2024/07/02
- 銀行代理業者東宝ハウスフィナンシャル、湘南ローンプラザをオープン 2024/06/28
- 住信SBIネット銀行、「ROBOPRO for 住信SBIネット銀行」サービスを開始 2024/06/27
#日経平均 の最新ニュース
マーケットニュース
- パリ五輪・直前! メダルラッシュで勇躍する関連株を追う <株探トップ特集> (07/22)
- 明日の株式相場に向けて=逆張り個人の半導体全力買いは奏功するか (07/22)
- 米株価指数先物 時間外取引 堅調、ダウ先物は56ドル高 (07/22)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (22日大引け後 発表分) (07/22)
住信SBIネット銀行の取引履歴を振り返りませんか?
住信SBIネット銀行の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。