日経平均株価
始値 33296.23
高値 33337.23(09:53)
安値 33128.86(11:30)
大引け 33242.59(前日比 -290.50 、 -0.87% )
売買高 17億1613万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆1962億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、3連休明けで前週末の米ハイテク株安嫌気
2.日米の金融政策会合を控え、目先持ち高調整の売りがかさむ
3.前引けは400円強下落も後場下げ渋り、TOPIXはプラス圏着地
4.半導体関連売られる一方、海運や自動車などバリュー株高い
5.値上がり銘柄数は1000を超え、値下がりを大幅に上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウが前週末比6ドル高と小幅に反発した。FOMCを控えて様子見ムードが広がるなか、ディフェンシブ株の一部に買われ指数を押し上げた。
3連休明けの東京市場では、終始売り優勢の地合いで日経平均株価は一時400円超の下落をみせた。ただ、後場は押し目買いが入り下げ渋った。
19日の東京市場は、リスク回避ムードが強く終始軟調な地合いとなった。敬老の日を挟んで3連休明けとなったが、前週末に米国株市場で半導体関連を中心にハイテク株が売られ、その流れを引き継ぐ形で日経平均も下値を試す展開に。今週は日米で金融政策会合が予定され、目先ポジション調整の売りがかさんだ。前引け時点では400円あまり下落し、前週後半に急騰した分の約半分を吐き出した。しかし、後場に入るとバリュー株中心に買いに厚みが加わり下げ幅を縮小している。プライム市場の売買代金は4兆円を超え、前週末の水準には届かなかったものの高水準の商いをこなした。ハイテク株が売られる一方、バリュー株への買いが顕著で値上がり銘柄数は1000を超え、値下がり銘柄数を大幅に上回った。TOPIXはプラス圏で引け年初来高値を連日で更新している。
個別では、きょうも売買代金首位となったレーザーテック<6920>だが株価は大幅反落、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株への売りが目立っている。ソシオネクスト<6526>、イビデン<4062>なども大きく値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>が利食われ、キーエンス<6861>も軟調。リクルートホールディングス<6098>も安い。このほか、ギフトホールディングス<9279>、エンプラス<6961>などが急落した。
半面、川崎汽船<9107>をはじめ海運株が軒並み値を飛ばし、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買われた。トヨタ自動車<7203>の上げ足も鮮明。日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>など鉄鋼株も高い。三井物産<8031>も上昇した。丸三証券<8613>がストップ高に買われたほか、東洋証券<8614>も大幅高となるなど証券株の物色人気が際立った。リョービ<5851>が急伸、アーレスティ<5852>も大きく上値を追った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はホンダ <7267>、トヨタ <7203>、京セラ <6971>、オリンパス <7733>、三井物 <8031>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約37円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約268円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)鉱業、(4)銀行業、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)サービス業、(3)電気機器、(4)陸運業、(5)小売業。
■個別材料株
△クリアル <2998> [東証G]
東京都港区の販売用不動産を取得。
△セキュアヴェ <3042> [東証G]
投資有価証券売却益の計上で今期最終益予想を上方修正。
△ケイブ <3760> [東証S]
新作ゲームの公式サイト及びXを開設。
△コマースワン <4496> [東証G]
24年3月期に初配当を実施へ。
△OBシステム <5576> [東証S]
24年3月期配当予想を増額修正。
△プロディ <5580> [東証G]
TOA <6809> との連携ソリューション提供開始。
△ヒュウガプラ <7133> [東証G]
上限を15万株とする自社株買いを実施へ。
△丸三 <8613> [東証P]
28年3月期までの特別配当実施をポジティブ視。
△明治海 <9115> [東証S]
原油船売却で「今期最終益に11億円の影響」。
△サトー商会 <9996> [東証S]
24年3月期業績及び配当予想を上方修正。
▼メドレックス <4586> [東証G]
治験準備費用増で今期最終赤字拡大の見通し。
▼東エレク <8035> [東証P]
TSMCの納入先送り要請が逆風。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)丸三 <8613>、(2)リョービ <5851>、(3)東洋証券 <8614>、(4)アイザワ証G <8708>、(5)淀川鋼 <5451>、(6)フタバ <7241>、(7)大豊工業 <6470>、(8)水戸 <8622>、(9)明和地所 <8869>、(10)アーレスティ <5852>。
値下がり率上位10傑は(1)ギフトHD <9279>、(2)エンプラス <6961>、(3)ローツェ <6323>、(4)ブロドリーフ <3673>、(5)日本マイクロ <6871>、(6)新日本科学 <2395>、(7)東エレク <8035>、(8)芝浦 <6590>、(9)ファイバーG <9450>、(10)ルネサス <6723>。
【大引け】
日経平均は前日比290.50円(0.87%)安の3万3242.59円。TOPIXは前日比1.92(0.08%)高の2430.30。出来高は概算で17億1613万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1079、値下がり銘柄数は704となった。東証マザーズ指数は737.13ポイント(2.77ポイント安)。
[2023年9月19日]
株探ニュース
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