安値は870.0pt、取引高は1015枚。トランプ大領の発言により、昨日から一転して改めて米中貿易交渉の進展期待が高まり前日の米国市場は上昇。こうした背景から、マザーズ先物はナイトセッションの間からすでに上昇していた。しかし、加えて、日米貿易協定の締結で合意したことや外国為替市場での円安・ドル高なども寄与するかたちで、本日の日経平均が大きく反発したことで個人投資家心理も大きく上向き、日中取引が始まった後も上げ幅を拡げていく展開になった。ただ、後場の後半からは利益確定売りが優勢となり、結局、上げ幅を縮める形となった。売買代金上位では、サンバイオ<4592>やアンジェス<4563>、オンコリス<4588>、そーせい<4565>といった主力のバイオ関連株の上昇が目立った一方で、サイバー・バズ<7069>やギフティ<4449>といった直近IPO銘柄は軟調だった。なお、本日マザーズ市場に新規上場したHPCシステムズ<6597>は公開価格を6%下回る1870円で初値をつけ、2010円での大引けとなった。 <FA>
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