フレアス、今期経常を30％下方修正

　フレアス <7062> [東証Ｇ] が3月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8600万円→6000万円(前期は2億2300万円)に30.2％下方修正し、減益率が61.4％減→73.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億0100万円→7500万円(前年同期は1億0400万円)に25.7％減額し、減益率が2.9％減→27.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期通期連結業績予想につきまして、足元においては、新型コロナウイルス第８波が収束傾向にあり、また、新型コロナウイルス感染症に対する感染症法上の分類が５類に引き下げられることが決定したこと、更に当社がテレビ番組で事業紹介をされた反響もあり、2023年２月下旬よりマッサージ直営事業及びマッサージフランチャイズ事業を取り巻く事業環境は好転しております。　しかしながら、2023年３月期第３四半期以降に新型コロナウイルス第８波による影響を受け、マッサージ直営事業においては第７波に引き続き、当社施術者の罹患による訪問マッサージサービスの中止やサービス提供先である高齢者施設においても閉鎖や入場制限による訪問マッサージサービスを提供することができない状況となるなど、施術回数の減少により減収となりました。　マッサージフランチャイズ事業においては、マッサージ直営事業同様施術回数が減少することによるロイヤリティの減少及びフランチャイズ向け人材紹介の減少等により減収となりました。　施設系介護サービス事業においては、新規開設数は計画通り４施設となったものの、主に看護小規模多機能宮野木、看護小規模多機能水戸の2か所における新規利用者の獲得の遅れにより減収となりました。　また、本日リリースいたしました「ストック・オプション（新株予約権）の自主放棄に関するお知らせ」のとおり、新株予約権の自主放棄による特別利益が発生いたします。　これらの結果、従来の予想に比べ、減収減益を見込んでいます。