売り一巡後の反騰態勢、ゲーム株物色の流れに乗じて戻りを試す展開に
時価総額:165億円
PER:41.10倍
PBR: 5.86倍
ITフリーランスの働き方を支援し、企業向けに技術リソースのシェアリングを提供しながらIT人材マッチング、さらにIT人材の育成を行っている。他にもゲーム・動画制作等を手がけており、売上構成比の約半分をゲーム事業が占めるが、利益の源泉はIT人材事業となる。
業績面においては5/14に新規上場後で初の決算発表を行い、前期は2ケタの増収増益で着地。今期は最終利益での減益を見込むこと以外は申し分なしで、投資家によって決算評価はやや分かれるとみられる。
株価は上場後の高値を5430円につけ、公募の1930円からは181%上昇。その後は調整含みでの推移となるも、直近で上場初値の2900円を割り込み2880円の安値を更新したところで売りは一巡。昨日はゲーム株の賑わいとともに物色資金が遅れて入ってきたとみられ自律反発の動きとなった。今年のIPO株で個人投資家の短期資金も入ってきやすいことから、本日は戻りの上値を試す動きとなりそうだ。