日経平均は小幅反発、売り買い交錯で方向感に乏しい展開
前週末の米株式市場で主要指数がそろって下落する中、日経平均は前営業日比50.65円安の38736.37円と続落でスタート。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均はやや売りが先行して始まった。その後、一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、売り買いが交錯しており前週末終値付近でもみ合う展開となった。注目されていた日米首脳会談については、一定の成果があったと評価する声が多い一方、11日は建国記念の日の祝日で休場になる他、今週は決算ピークであることも様子見姿勢に繋がった。
大引けの日経平均は前日比14.15円高(+0.04%)の38801.17円となった。東証プライム市場の売買高は19億9483万株。売買代金は4兆2299億円。業種別では、パルプ・紙、鉱業、非鉄金属、石油・石炭、海運などが上昇した一方、卸売、繊維、不動産、銀行、医薬品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は49.5%、対して値下がり銘柄は47.4%となっている。
個別では、フジクラ<5803>、SUMCO<3436>が上昇したほか、証券会社のポジティブなレポートを受けて、川崎重工<7012>が上昇。また、10-12月期は期待以上の収益水準になったDeNA<2432>がストップ高、第3四半期大幅増益決算を高評価されたぐるなび
<2440>が急騰。このほか、太陽誘電<6976>、東亜建<1885>、日本シイエムケイ<6958>などが値上がり率上位となった。
一方、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>など一部の自動車関連は軟調に推移したほか、大成建設<1801>、第一三共<4568>、三菱重工<7011>などが下落した。このほか、第3四半期累計2ケタ超の営業減益決算となった円谷フィHD<2767>や特別調査委員会の調査報告書を受領したサンウェルズ<9229>が急落。鳥居薬品<4551>、メガチップス<6875>、高速<7504>などが値下がり率上位となった。
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