「全固体電池」が10位、日立造とJAXAが宇宙での実用化に向け実証実験<注目テーマ>
1 グローバルニッチ
2 半導体
3 電気自動車関連
4 再生可能エネルギー
5 半導体製造装置
6 水素
7 2020年のIPO
8 半導体商社
9 パワー半導体
10 全固体電池
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「全固体電池」が10位となっている。
日立造船<7004.T>は2日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と世界初となる宇宙での全固体リチウムイオン電池の実用化に向けた実証実験に関し、共同研究契約を締結したと発表した。両社は2016年から全固体リチウムイオン電池の共同開発を行っており、今後実証に必要となる装置の開発や検証試験などを進め、21年末の実証実験開始を目指す。
全固体電池は、世界的に脱炭素化の流れが加速するなか、特に電気自動車(EV)向けでの活躍が期待されており、株式市場での注目度も高い。従来のリチウムイオン電池に比べ、液漏れによる発火リスクが小さいほか、構造がシンプルなことから積層化が容易で小型化しやすく、また電気の貯蔵能力が高いといったメリットがある。株式テーマとしての「全固体電池」は人気テーマランキングでも常に上位に位置しており、関連銘柄は今後も折に触れ物色の矛先が向かうことになりそうだ。
主な銘柄は、EV向け電池生産を手掛ける合弁会社を設立したトヨタ自動車<7203.T>とパナソニック<6752.T>、年度内の全固体電池の量産開始を目指す村田製作所<6981.T>のほか、TDK<6762.T>や太陽誘電<6976.T>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、日本電気硝子<5214.T>、出光興産<5019.T>など。
また注目度の高い中小型銘柄としては、表面実装部品(SMD)対応小型全固体電池「SoLiCell」を生産するFDK<6955.T>、全固体電池製造の米スタートアップに出資する三櫻工業<6584.T>、19年9月から硫化物系固体電解質を使用したコイン形全固体電池のサンプル出荷を行っているマクセルホールディングス<6810.T>など。そのほか、オハラ<5218.T>、カーリットホールディングス<4275.T>、ニッカトー<5367.T>などもマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
カナデビアのニュース一覧- 信用残ランキング【売り残減少】 日産自、三菱重、アスクル 2024/12/01
- 前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算通過も防衛や仮想通貨関連などの個別物色~ 2024/11/21
- 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の押し目狙いのスタンス~ 2024/11/20
- 前場に注目すべき3つのポイント~手掛かり材料に欠けるなかで米国にらみの展開~ 2024/11/18
- 信用残ランキング【売り残減少】 東電HD、SB、三菱自 2024/11/17
マーケットニュース
- 14時の日経平均は249円高の3万8457円、アドテストが33.67円押し上げ (12/02)
- 13時の日経平均は112円高の3万8320円、TDKが29.35円押し上げ (12/02)
- 日立やソニーGなど大型株が後場に強含む、GPIF利回り目標引き上げ方針が伝わる◇ (12/02)
- 米国株見通し:伸び悩みか、最高値圏で調整売りも (12/02)
おすすめ条件でスクリーニング
カナデビアの取引履歴を振り返りませんか?
カナデビアの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。