山一電機、前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は15％増益、前期配当を7円増額・今期は3円増配へ

　山一電機 <6941> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比2.0％増の31.4億円になり、従来予想の30億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。22年3月期も前期比14.5％増の36億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収、増益になる。

　同時に、前期の年間配当を30円→37円(前の期は38円)に増額し、今期も前期比3円増の40円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比1.3％増の5.5億円となり、売上営業利益率は前年同期の7.7％→7.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース