IC・トランジスタ用リードフレーム製品群の売上高は前期比2.6%減の72.87億円となった。前半は自動車向け部品が海外を中心とする自動車販売台数減少の影響を受けたが、後半から需要は回復基調に転じた。
オプト用リードフレーム製品群の売上高は前期比7.5%減の26.39億円となった。自動車向け部品のほか、集客施設の大型ディスプレイ向け部品などの需要が減少した。
コネクタ用部品製品群の売上高は前期比7.2%増の123.84億円となった。自動車向け部品の需要は後半から回復し、スマートフォン向け部品やウェアラブル端末向け部品も高い水準の需要で推移した。
その他の製品群の売上高は前期比8.4%減の6.88億円となった。リレー用部品が主なものである。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.0%増の230.00億円、営業利益が同5.5%増の16.50億円、経常利益が同2.4%増の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に3.12億円の繰延税金資産の追加計上を行った影響から同9.4%減の13.50億円を見込んでいる。
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