エノモト、前期経常を3％上方修正

　エノモト <6928> が4月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→15.5億円(前の期は13.9億円)に3.3％上方修正し、増益率が7.6％増→11.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.4億円→10.9億円(前年同期は8.9億円)に4.8％増額し、増益率が16.6％増→22.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．繰延税金資産の計上について　当社は、2021年3月期及び今後の業績動向等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税金資産を追加計上することといたしました。　これにより、2021年3月期において、法人税等調整額（△は利益）を△312百万円計上する見込みです。２．業績予想の修正(1) 2021 年3 月期通期連結業績予想数値の修正（上記の通り）(2) 通期連結業績予想の修正の理由　売上高、営業利益、経常利益につきましては、概ね予想通りの見込みとなりました。　親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、「１．繰延税金資産の計上について」の記載のとおり法人税等調整額を計上すること等により、前回予想値を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想数値は当社が現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。