日経225先物は11時30分時点、前日比120円高の3万9790円(+0.30%)前後で推移。寄り付きは3万9500円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万9530円)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。現物の寄り付き直後には3万9450円まで売られたが、ナイトセッションで付けた安値(3万9450円)を割り込まず、その後はロングの動きが強まった。中盤にかけて上昇に転じると、一時3万9940円まで上げ幅を広げた。終盤にかけては上げ幅を縮めており、3万9750円~3万9800円辺りでの推移となった。
日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から売りが先行したが、ショートを強める流れにはならなかった、ナイトセッションで付けた安値水準まで下げた後は、リバウンド基調が強まり、ボリンジャーバンドの+2σ(3万9790円)を上回る場面もみられた。ただし、一時3万9940円まで上げ幅を広げたものの、先週末に付けた高値(3万9960円)を上回ることができず、終盤にかけては短期トレードを解消する流れになったようだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.95倍に低下した。東京エレクトロン <8035> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]の下げが日経平均型の重荷になったほか、金融や商社、薬品株などが買われており、相対的にTOPIX型優位の展開である。直近安値の13.85倍辺りまでの低下は想定しておいた方が良さそうであり、しばらくはNTショートに振れやすくなろう。
株探ニュース
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