「グローバルニッチ」が6位、不安定相場でも抜群の戦略商品を持つ企業は強い<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「グローバルニッチ」が6位にランクインしている。
全体相場は上値指向を維持しているとはいえ、日経平均株価の3万9000円近辺では戻り売り圧力も強く強弱観が拮抗している。外国為替市場で進む円安が支えとはなっているが、米半導体関連株などが目先変調で、その影響が東京市場にも及んでいる。
今のような不安定な相場つきでも実需買いが見込まれる好業績株は下値抵抗力を発揮するケースが多い。そのなかでも特に世界的に群を抜く商品シェアを有する企業は、機関投資家の組み入れニーズが強い。マスクブランクス検査装置を世界規模で独占供給するレーザーテック<6920.T>は10年あまりで株価を200倍化させたが、これもグローバルニッチトップの実力を遺憾なく発揮した結果である。
経済産業省は2020年6月に「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」を発表したがそのリストに名を連ねる銘柄や、その後に抜群の商品競争力を発揮して世界に名を馳せた企業の一角に、ここ投資資金の継続的な攻勢が観測される。
スポンジチタンの大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>、二輪車用チェーンの大同工業<6373.T>、製パン機のレオン自動機<6272.T>、精密減速機のナブテスコ<6268.T>、環境試験器のエスペック<6859.T>、杭圧入引抜機の技研製作所<6289.T>などが注目される。
出所:MINKABU PRESS
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