リアルセキュリティの需要堅調で株価は回復基調を辿る
好採算の発電所や空港等インフラ向け防犯センサーが伸び、ファクトリーオートメーション(FA)も採算の良い変位センサーが想定を上回る。今期は過去最高の売上・利益を更新した流れを引き継ぎ、スマートフォン関連向けや高収益製品の販売も好調を維持するとみられる。
株価は緩やかなうねりの中で回復基調にあり、4月に入って国内証券会社は新規でのカバレッジを開始。一目均衡表では雲から上放れる動きをみせており、ジワリ上昇で徐々に参戦する投資家が増えてきていることも出来高の推移から読み取れる。5/9の決算発表に向けて好業績期待の買いも流入してくるとみられることから、年初来高値3640円の近いところまで接近していくものと思われる。
業種:電気機器
時価総額:1133億円
PER:33.96倍
PBR:3.85倍