車載向けプリント配線基板好調、年初来高値更新を目指す
現在CME日経先物は20945円(円建て)、為替は112.47円と推移している。
【キョウデン】
プリント配線板中堅。設計から製造、実装、組立までを一貫して行う。短納期や少量多品種対応に強み。混和材、ガラス繊維原料も展開。
8/3の決算1Qは経常利益は前年同期比4.3倍の6.4億円に急拡大、通期計画の21億円に対する進捗率は30.6%に達した。
主力のプリント配線基板の受注、ガラス繊維原料などの工業材料の好調やタイ工場の業績改善、コスト削減や生産効率化なども増益に貢献した模様。
同社各工場ともほぼフル稼働状態の操業となって業績が回復、今後も車載向けなど中心にプリント配線基板の収益を期待できる。またROEが12.4%と高水準なのも評価できる。
テクニカル面では日足・週足・月足と右肩上がりのキレイなチャートを描く。9/19の年初来高値527円を更新できれば上昇が加速するだろう。
業種:電気機器
時価総額:259.3億円
PER:16.75倍
PBR:1.96倍