東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、情報通信、銀行、石油石炭の4業種が上昇。一方、ゴム製品、その他製品、証券商品先物、輸送用機器の29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>が軟調だった。
前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだった。手掛かり材料に欠けるなか、東証市場では前日に51000円台を回復した反動から主力株中心に利食い売りが先行して始まった。前日にTOPIXが過去最高値を更新し、主要銘柄の多くが年初来高値圏にあっただけに利食い売りが幅広く出る形になったようだ。また、日銀の利上げ観測が一段と高まっていることも買い手控え要因につながり、日経平均の下げ幅は一時800円を超えた。一方、米メディアが「孫正義氏がホワイトハウスとハイテク工場建設計画で協議している」と報じ、ソフトバンクGが大幅に続伸したことが相場を下支えした。
日経平均は前日までの3日間で約1700円超上昇しただけに、当然の一服との受け止めが大半だ。目先は利食い売りをこなしながら、値固め局面となりそうだ。一方、米国では、12月のミシガン大学消費者信頼感指数や9月の個人消費支出(PCE)デフレーターが発表される。短期および長期ともに前月から横ばいの推移が予想されている。ただ、予想外に加速する結果となれば、利下げ期待の後退につながりかねないだけに、結果を受けた米国市場の動きには注意が必要だろう。
<CS>
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