大阪9月限
日経225先物 39480 -560 (-1.39%)
TOPIX先物 2824.5 -35.5 (-1.24%)
日経225先物(9月限)は前日比560円安の3万9480円で取引を終了。寄り付きは3万9800円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万9660円)にサヤ寄せする形で、売りが先行した。現物の寄り付き時には3万9960円まで下げ幅を縮めたものの、節目の4万円は回復できず、前場中盤にかけてはショートが優勢となり、一時3万9550円とナイトセッションの安値(3万9570円)を下回る場面もみられた。売り一巡後に3万9800円まで下げ幅を縮めたが、前場終盤に再び3万9600円を下回るなど不安定な値動きだった。後場も戻り待ち狙いのショートが優勢となるなか、終了間際には3万9470円まで売られている。
指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]、TDK <6762> [東証P]などハイテク株の下げが日経平均株価の重荷となった。また、東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が全体の8割超を占めていた。バイデン米大統領が大統領選からの撤退を表明し、トランプ前大統領の再選の可能性が高まったが、トランプトレードは一服。一方で、トランプ氏の政策に対する警戒感からポジションを圧縮する動きに向かわせたようだ。
また、韓国ではサムスン電子やSKハイニックスなどハイテク株が売られ、KOSPI指数は4日続落した。台湾では鴻海精密工業が5%超、台湾積体電路製造(TSMC)は3%超下げており、加権指数も4日続落で下落率は2.6%を超えていた。ハイテク株の売りが各国に広がりをみせるなか、エヌビディア
日経225先物は、引き続き4万0100円辺りに位置している25日移動平均線が上値抵抗として意識される。下値については、13週線が位置する3万9200円および75日線が位置する3万9100円水準が支持線になるだろう。米国市場の動向次第となるが、マイクロソフト
NT倍率は先物中心限月で13.97倍に低下した。13.95倍で始まり、その後14.00倍を回復する場面もみられたが、直近のボトム水準での膠着となった。米半導体株がリバウンドをみせてくるようだと、いったんはNTロングでのスプレッド狙いの動きが意識されそうである。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万9532枚、ソシエテジェネラル証券が2万0700枚、サスケハナ・ホンコンが8394枚、楽天証券が3078枚、バークレイズ証券が2843枚、SBI証券が2148枚、JPモルガン証券が1942枚、ゴールドマン証券が1832枚、日産証券が1714枚、野村証券が1514枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万0780枚、ソシエテジェネラル証券が1万8109枚、ゴールドマン証券が4288枚、サスケハナ・ホンコンが3712枚、バークレイズ証券が3618枚、モルガンMUFG証券が2544枚、JPモルガン証券が2364枚、ビーオブエー証券が2060枚、野村証券が2003枚、みずほ証券が1414枚だった。
株探ニュース
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