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2021/10/08 - 東亜DKK(6848) の関連ニュース。 <1605> INPEX 四季報より 業種:鉱業。【特色】原油・ガス開発生産国内最大手。政府が黄金株保有。豪州でLNG案件(イクシス)を操業【上振れ】柱のイクシスLNGは上期定修で原油・ガス生産量減。だが、想定超の原油価格上昇で、前号より営業益増額。豪FLNGなど特損なく純利益黒字転換。増配。22年12月期は油価高水準で営業益横ばい圏。【中 断】20年代後半に生産開始予定のインドネシア・アバディLNGはコロナ影響で現地調査中断。計画遅延も。長崎県五島市沖の浮体式洋上風力の事業者に選定。2021年

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2021/10/08 17:25

<1605> INPEX

 四季報より 業種:鉱業。

【特色】原油・ガス開発生産国内最大手。政府が黄金株保有。豪州でLNG案件(イクシス)を操業

【上振れ】柱のイクシスLNGは上期定修で原油・ガス生産量減。だが、想定超の原油価格上昇で、前号より営業益増額。豪FLNGなど特損なく純利益黒字転換。増配。22年12月期は油価高水準で営業益横ばい圏。

【中 断】20年代後半に生産開始予定のインドネシア・アバディLNGはコロナ影響で現地調査中断。計画遅延も。長崎県五島市沖の浮体式洋上風力の事業者に選定。

2021年8月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+106.5%の5130.00億円、経常利益+111.8%の5450.00億円の増収・増益の見通し。

2018年1月15日の1529円を高値とする、ゆるやかな下降トレンド(A)の中で、10月2日の1477円の戻り高値から角度の大きい下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月26日の920円、2019年6月3日の853円、8月26日の860円と3点底をつけて、2020年1月8日に1217円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ3月19日に496円まで下げました。ここから6月9日に816円まで自律反発後、再下落となって10月30日に489円まで下げて底打ちとなりました。3月19日の496円、10月30日の489円と2点底の形となって2021年3月8日に865円まで上昇し、この後は、731~900円のボックス相場の動きとなりました。この中で8月23日の716円を安値に9月29日に900円まで上昇して上放れ寸前となっています。
 

 

<6848> 東亜ディーケーケー

 四季報より 業種:電気機器。

【特色】環境計測器・工業用計測器メーカー。水から大気へ展開。米ダナハー・グループのハックと提携

【好 伸】国内の官公需ほぼ横ばいだが、前期低迷した民需がポータブル分析計、医療向け科学分析機器などが回復。機器メンテ、保守も着実増。中国、台湾で半導体向けなども増える。営業益堅調増。最高純益。

【海 外】韓国でPM2・5測定装置が地下鉄構内9カ所採用に続き、仁川国際空港で新規採用。コロナ影響で遅れたインドで水質汚染など環境機器の引き合い増える。

2021年7月30日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+8.0%の20.00億円、経常利益+8.0%の20.06億円の増収・増益の見通し。

2018年9月26日の1492円の高値からの大幅下落で、12月20日の720円、2019年1月30日の719円とダブル底のような形となって、もみあったあと8月15日の765円を安値に上昇相場となって12月19日に1096円まで上昇しました。しかし、ここでコロナ相場に巻き込まれ大幅下落となって、2020年3月17日に795円まで下落しました。ここから3月30日に985円まで反発し、8月3日に761円まで下げて三角保ち合いとなり、その煮詰まったところで2021年7月19日の788円を安値に上放れとなって9月21日に1022円と年初来高値更新となりました。ここをピークにジリジリと下げて、いいところまできています。
 

 

<5609> 日本鋳造

 四季報より 業種:鉄鋼。

【特色】JFE系列の鋳鋼品・鋳鉄品メーカー。建機向けが主力に。公共事業関連のエンジニアリングも

【復 調】素形材は受注残豊富。高炉改修始まり好採算の製鉄用が牽引、福山工場フル稼働。工作機械向け戻り、堅調な半導体装置需要が底支え。橋梁部品も高速道補修の活況続く。省人化設備の償却こなし営業益復調。営業外の戻入益は消滅。増配。

【開 拓】23年度経常益16億円目標は既存顧客では達成困難。鋳物を使う再エネ、航空宇宙を開拓の一方、橋梁支承の新製品投入。

2021年7月21日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+50.9%の7.50億円、経常利益+27.3%の7.50億円の増収・増益の見通し。

2016年11月9日の960円(併合前96円)を安値に、短期上昇トレンド(A)の中で、2018年1月22日に1980円の高値をつけ、2月14日に1411円まで押し目を入れて、2月28日に1585円まで反発し、ここから下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、12月26日の670円、2019年8月29日の672円と2点底をつけ、2020年1月14日に875円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ3月13日の466円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)を形成しており、この中で9月15日に1097円まで上昇し、10月29日に636円まで下げて、2021年2月24日に983円まで上昇し、5月20日の529円を安値にもみあいとなりました。このもみあいの中で、8月22日の833円を安値に上放れとなり、9月17日に1193円の高値をつけて調整入りとなって、ここから10月5日に903円まで下げてもみあいとなっています。
 

 

<7513> コジマ

 四季報より 業種:小売業。

【特色】郊外型の家電量販中堅。12年ビックカメラ傘下入り、商品構成や売り場を改革。利益は下期偏重

【反 落】22年8月期は収益認識基準適用で売上目減り。店舗数微増の公算。巣ごもり需要の恩恵大きかった郊外店への追い風弱まり、客数反動減。高機能品の販売に注力で粗利確保に努めるが、営業益水準下がる。

【E C】ECサイトのシステム刷新、店舗と販売施策を連動へ。店舗の集客策で自転車、酒等の取扱店を拡充。株主優待制度見直し、1年超の保有者に優待券追加配付。

2021年7月8日発表。2021年8月期本決算予想は、前期比で営業利益+21.9%の88.00億円、経常利益+19.2%の88.00億円と6期連続の増収・増益の見通し。

2016年2月12日の217円、9月21日の213円を2点底にして、ゆるやかな中期の上昇トレンド(A)を形成。この中で9月21日の213円の安値から短期の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2019年2月25日の688円、4月15日の665円と2点天井をつけて、上昇トレンド(B)を切って9月3日に416円まで下落しました。ここからの反発で2020年1月14日に570円まで戻したところで、コロナ急落相場に巻き込まれ、4月3日に304円まで下げて底打ちとなりました。ここから短期の上昇トレンド(C)となって、11月30日に765円の高値をつけ、2021年2月26日に604円まで押し目を入れ再上昇となって4月20日に946円の高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなり、8月20日に1/2押し水準の640円まで下げてもみあっています。
 

 

<1847> イチケン

 四季報より 業種:建設業。

【特色】商業施設の新築・内改装が主力の建築中堅。首都圏、関西地盤に全国展開。筆頭株主はマルハン

【軟 調】期初手持ちの減少で、完工高は前半低調だが、新規受注の回復で後半軸に微増。出足で工事完了後清算益あり。この一部が残る想定で上期営業減益幅縮小。ただ受注時採算の下降基調変わらず、資材・労務費高懸念も残る。通期営業益据え置き。

【施工体制】作業所への技術支援強化や施工BIMの推進、リニューアル工事増への対応強化。新大阪ホテルの販売活動継続。

2021年8月10日発表。2022年3月期決算予想は、前期比で営業利益-7.7%の43.90億円、経常利益-8.2%の42.90億円の減収・減益の見通し。

2017年10月27日の2850円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2018年5月23日の2878円を戻り高値にして、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2020円1月22日の1834円の高値から、コロナ相場に巻き込まれ2020年4月6日に1016円で底打ちとなりました。ここを底値とする上昇トレンド(C)の中で、6月10日に1607円まで上昇して、8月3日に1400円まで押し目を入れ再上昇となって、2021年3月22日の2285円で年初来高値更新となり、すでに調整入りとなっています。その後6月3日に1788円まで下げて9月14日に1997円まで反発し、もみあっているところです。9月21日に信用期日は経過しており、ここからの下げはリバウンド狙いといえます。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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