船井電機は大幅反落、液晶パネルの価格高止まりなどで１７年３月期営業損益を赤字に下方修正

　船井電機<6839.T>が大幅反落となっている。１７日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を１７２０億円から１３４５億円（前期比２０．９％減）へ、営業損益を４３億円の黒字から４０億円の赤字（前期１３０億６１００万円の赤字）へ、最終損益を１４億円の黒字から８２億円の赤字（同３６２億２１００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　北米で競合相手との価格競争が激しくなっていることや液晶パネル価格の価格が高止まりしていること、また、インクジェットプリンターの販売状況が厳しいとみられることが要因。さらに、想定為替レートを１ドル＝１１２円から１０３円に見直したことが要因としている。

　同時に発表した第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高２５０億９０００万円（前年同期比３３．７％減）、営業損益２８億７３００万円の赤字（前年同期４２億２３００万円の赤字）、最終損益５７億１２００万円の赤字（同４０億３２００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）