大井電気が大幅続落、ネットワーク工事保守厳しく第３四半期営業３億５９００万円の赤字

　大井電気<6822.T>が大幅続落。一時、前日比３８円安の３３７円まで売られている。同社は４日取引終了後に、１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算を発表。営業損益は３億５９００万円の赤字（前年同期は８億４３００万円の赤字）となり、通期計画で掲げている営業利益７億円（前期比２．５倍）の未達懸念が広がっているようだ。
　第３四半期の連結売上高は１６７億１７００万円（前年同期比２４．９％増）で着地。情報通信機器製造販売が大きく伸びたことが増収につながった半面、利益面では経営環境が厳しいネットワーク工事保守が足を引っ張るかたちとなった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

大井電気の株価は１１時１０分現在３４０円（▼３５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）