コスモス、前期経常を25％上方修正・最高益予想を上乗せ

　東京コスモス電機 <6772> [東証Ｓ] が4月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→15億円(前の期は8.8億円)に25.0％上方修正し、増益率が35.6％増→69.5％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.4億円→6.4億円(前年同期は3.6億円)に87.7％増額し、一転して75.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年11月10日時点で公表しました「2023年３月期　通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」につきまして、当社グループの決算業務が進行したことから、本日、業績予想の修正を実施いたします。【1】売上高の上方修正理由　売上高の換算レートを、第３四半期から期末にかけて円高傾向になると想定しておりました。しかし、為替レートが想定より円安に変動したことにより、在外子会社を中心に販売額が増加したことによるものであります。【2】利益の改善理由　売上高の増加要因である為替差と繰延税金資産の計上等によるものです。(注)上記の予想は、現在入手可能な情報に基づき当社の経営者が合理的と判断したものです。実際の業績は、本資料の予想とは異なることがありうることを予めご理解ください。以　上